学会報告:第64回日本肺癌学会学術集会
お知らせ
2023年11月2日〜4日に幕張メッセで第64回日本肺癌学会学術集会が開催されました。大会テーマは「熱意と叡智の結集 Rally of Enthusiasm and Wisdom」が掲げられました。この大会テーマは、元より肺癌学会が、多領域の医師・医学研究者と他分野の職能者が思いを一つにし、力を合わせて肺癌撲滅のために日夜奮闘努力・切磋琢磨していることが表わされています。放射線腫瘍医として同門や当教室から多くの演題発表を行いました。
会長特別企画:間質性肺炎合併肺がんの治療
「間質性肺疾患合併I期非小細胞肺癌に対する重粒子線治療成績 多施設前向きレジストリ解析」
岡野 奈緒子先生群馬大学重粒子線医学研究センター)
ワークショップ:高精度放射線治療の最前線
座長:石川 仁先生(量子科学技術研究開発機構 QST 病院)
「切除不能I期肺癌に対する重粒子線治療:日本の多施設前向きレジストリデータ解析」
久保 亘輝先生(群馬大学重粒子線医学研究センター)
学術委員会企画シンポジウム:放射線治療機器の進歩とピットホール(放射線治療有害事象の智識なども含めて)
「放射線治療の有害事象とその対策」
石川 仁先生(量子科学技術研究開発機構 QST 病院)
口演:
「高齢者のIII期非小細胞肺癌に対する重粒子線単独治療の成績」
大高 建先生(群馬大学重粒子線医学研究センター)
「3期肺癌に対する化学放射線療法の成績,3DCRTとIMRTの比較」
白井 克幸先生(自治医科大学附属病院放射線治療科/自治医科大学附属さいたま医療センター)