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2023年

海外学会報告:FARO2023 6th meeting

お知らせ

FARO 6th meetingが2023年10月11日〜13日に韓国のソウル市で開催されました。同門の田巻 倫明先生(福島県立医科大学)若月 優先生(QST病院)がシンポジウムで講演をされ、大野 達也先生(群馬大学)が座長を務められました。教室からは安藤 謙先生(群馬大学)大高 建先生(群馬大学)がポスター発表を行いました。また、入局2年目の吉松 幸彦先生(群馬大学)も見聞を広めるために参加しました。

シンポジウム
Current Issues of Radiotherapy in Asia
「Leadership Development Program Committee Activities」
田巻 倫明先生(福島県立医科大学)

GU/GYN
「Cutting edge Brachytherapy in cervical cancer」
若月 優先生(QST病院)

ポスター発表
「Clinical Outcomes of Combined Carbon-ion Radiotherapy and Image-guided Brachytherapy for Locally Advanced Adenocarcinoma of the Uterine Cervix」
安藤 謙先生(群馬大学)

「Prognostic impact of tumor volume, reduction, and cumulative dose in external beam radiotherapy and image-guided adaptive brachytherapy for cervical cancer」
大高 建先生(群馬大学)

FAROはThe Federation of Asian Organizations for Radiation Oncologyの略称で、2020年時点でアジアの14の放射線腫瘍学会と2つの企業メンバーからなる団体です。がん診療における放射線腫瘍学の重要性を高めるとともに、アジア地域のがん患者の利益のために放射線治療の基本レベルを向上させることを目的として設立されました。FAROではアジア地域の放射線治療に関する、教育・研修、臨床実践・研究、国際協力の分野で多くの活動を行っています。2016年11月にはFAROの最初の学術会議が「FARO Meeting」として日本の京都で開催されて以降、定期的に学術大会が開催されています。放射線腫瘍学の医師・研究者が集まり、情報交換を行い、友情を深め、各国の放射線腫瘍学のレベルアップに貢献しています。2018年にインドネシア・バリで開催された3rd meetingに、多くの教室員が参加したのは忘れられない良い思い出です。