入局挨拶:松井 利晃先生(群馬大学)
レジデント便り
2018年度より入局させていただきました、松井利晃と申します。どうぞよろしくお願い致します。
出身は群馬県高崎市(旧群馬郡群馬町)で、群馬には高崎高等学校を卒業するまで過ごしておりました。高校卒業後は名古屋大学農学部にて分子生物学や生化学の基礎を学び、東京大学大学院農学生命科学研究科にてインスリンやIGFのシグナル伝達経路の研究を行った経験があります。その後、株式会社南江堂(『今日の治療薬』などを制作している出版社)にて3年間編集業に従事したのち、医師を目指し山口大学医学部へ学士編入学いたしました。臨床初期研修は高崎総合医療センターにて修了させていただきました。高校卒業から13年ぶりの群馬での生活となり、自然豊かな群馬の魅力を再認識しております。
基礎研究や出版業務を行う中で、種々の仕事や研究を実生活で人間に最も還元できるのは医学ではないかと考えるようになり、医学を実践する医師になりたいと強く思ったのが医師を志したきっかけでした。今年度から放射線科医として働き、また大学院研究を始めさせて頂きますが、放射線腫瘍学の臨床・研究を世の中に還元できる医師になりたいと考え精進する所存でおります。初期研修から群馬に帰ってきた理由も、伝統ある群馬大学放射線科にて学びたいとう気持ちが後押しとなりました。
現在群馬大学附属病院にて医師として働かせていただいておりますが、不慣れな点や至らぬ点が多く諸先輩方に日々助けていただき業務をこなしている状態です。現在助けていただいていることを忘れず、今後は自分自身が教え実践する側になれるよう臨床、研究共に研鑽を積み、成果を世の中へ還元していきたいと考えております。
今後とも御指導御鞭撻のほど、よろしくお願い致します。