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2018年

入局挨拶:小林 なお先生(埼玉医科大学国際医療センター)

レジデント便り

 はじめまして。2018年度より入局させていただく、小林なおと申します。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 出身は東京都江東区で、群馬大学医学部医学科へ編入学する前は、首都大学東京にて4年間、診療放射線技師になるための勉強をしていました。

 放射線治療に興味をもったきっかけは、前の大学を受験する前、進路に迷っていたときに読んだ新聞記事でした。その記事には「高齢化が進み、がんの患者さんが増えていく中、放射線治療装置も進歩しているのに、放射線治療を専門としている医師や医学物理士が不足している」といった内容が書かれていました。そして、放射線技師や物理士として放射線治療にたずさわりたいと思うようになりました。首都大学東京では、医学科では学ぶ機会の少ない放射線物理学や関連法規、安全管理等についても学ぶことができましたので、今後も医療現場で放射線を扱う上で役立てられればと思っています。

 群馬大学卒業後は、群馬大学医学部附属病院で2年間、初期研修をしています。もともと放射線治療に興味があったことに加え、学生時代のポリクリや医局説明会+お食事会等で先生方のお話を伺ったり、雰囲気に触れたりしたことで、群馬大学の放射線科への入局を希望するようになりました。初期研修で10か月間放射線科を選択させていただき、4月からの後期研修では埼玉医科大学国際医療センターへ行かせていただきます。新たな勤務先ということで不安もありますが、同門の加藤眞吾先生、野田真永先生、岡崎祥平先生、小松秀一郎先生のもとで、さらに放射線治療について勉強していきたいと思っています。

 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。