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2023年

重粒子線医学研究センター見学:県内高校生が最先端がん治療に触れる!

お知らせ

群馬大学において高校生を対象としたセミナーが行われ、招待された20名の前橋女子高校の生徒が重粒子線医学研究センターを見学しました。このセミナーは高校生に最先端の生命科学研究やがん治療を紹介し、生命医学分野に興味を持ってもらい、将来の進路選択につなげてもらえるよう、群馬大学が地域貢献事業の一環として行っているものです。

重粒子線医学研究センターの見学では、治療に用いる炭素イオンを生成する巨大な加速器や治療室を見学しました。大野達也センター長は、海外からも治療のために患者が訪れていることに触れ、「国際的な先進医療に触れてほしい」と話しました。また、セミナーでは日立製作所との共同研究講座の吉田英恵助教が研究者の経験談や企業の研究職について紹介しました。研究者の仕事に対するやりがいや、女性研究者が活躍する舞台が多いことに感銘を受けた参加した生徒からは、研究者の道も視野に入れたいとの言葉も聞かれました。

高校生にとっては地元で取り組まれている国際的な先進医療に触れることができる貴重な機会となり、がん治療の最先端技術に関心をもった様子でした。当教室はこのような見学も積極的に受け入れており、その様子は上毛新聞や群馬テレビでも取り上げられました。

群馬テレビ:高校生が群馬大学の最先端実験・治療施設を見学
上毛新聞:群馬大学が生命科学やがん治療についてセミナー 前女高生が最先端の研究に触れる