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2020年

入局挨拶:大須直人先生(群馬大学)

レジデント便り

2020年度より入局させていただきました大須直人と申します。よろしくお願い致します。学生さんや研修医の先生方がこの文章を読んで、放射線科に興味を持って頂ければ幸いです。

私の出身は神奈川県相模原市で当時の相模原は自転車の盗難率が非常に高く、家に停めてある自転車をパクられながら
男三兄弟の三男坊として甘やかされながらすくすく育ち、地元のヤンキー中学から名門桐朋高校(男子校:絶望)に通い、そこでhigh societyな友達に感化されて、2浪の末、群馬大学医学部に入学しました。大学生活は本当に最高で、試験を軽やかにこなしつつ、部活動に明け暮れ、仲間たちと遊び心満載の毎日を過ごしていました。そんな中で、高学年になるにつれて自分の進路を考え始めた時に「群馬大学といえば放射線科が“強い”よね〜」との声をちらほら聞き始めます。正直な話をすると、大学生時代は放射線科が何をしているのかもよくわかりませんでしたが、“強い(臨床だけでなく非常に研究が盛ん)”というその一点だけでなんとなく興味を持っていました。無事、国家試験に合格し、初期研修を群馬県の桐生厚生総合病院で行いました(桐生厚生最高でした)。桐生で内科外科などの主要な科をまわった後に、2ヶ月のみ大学に研修に行けるとのことで「放射線科は見ておこう、“強い”からな」という何となくの気持ちで研修に来たところ、放射線科の深みに関心し、熱心で面倒見の良い先生方と同じ時間を過ごすことで、「放射線科おもしろい、この環境で医学をやりたい」と心に強く思い、入局することにしました。私は、入局と同時に社会人大学院にも入学しており、これから、実績・実力・熱意・優しさ・厳しさ・可愛さのすべてを持ち合わせている優秀な先生方と一緒に研究ができると思うとワクワク・ドキドキが止まりません。

皆さんも是非一度、群馬大学放射線科にいらしてください。その時の私のキラキラな表情が、当科の素晴らしさを物語っていると、そう私は信じています。