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2016年

学会(オケ)報告記:岩永 素太郎先生(群馬大学)

レジデント便り

JASTRO報告記

 皆様、こんにちは。岩永素太郎です。今回11月25日から11月27日にかけて京都で日本放射線腫瘍学会第29回学術大会が開催されました。僭越ながらその報告記を担当いたします。

 今回も本教室から多数の演題発表がありました。ポスター、一般演題、要望演題、教育講演など多くの範囲で皆様の日頃の成果を示していただきました。その中でも吉田由香里先生が「炭素線分割照射治療におけるマウスモデルを用いた治療効果比の評価」という演題で梅垣賞を受賞されました。また、若手では昨年の岡崎祥平先生に引き続き、重田有香先生が「同時化学重粒子線治療により完全奏功が得られた口腔悪性黒色腫の一例」で優秀教育展示賞を受賞されました。本当におめでとうございます。

 話はかわりまして、ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、近年大会二日目の情報交換会ではJASTROオーケストラによる演奏が行われています。本大会でも情報交換会のオープニングに演奏が行われました。群大からは水上先生(トランペット&フルート)、重田先生(ホルン)、熊澤先生(ヴィオラ)、岩永(チェロ)の4名で参加いたしました。曲はビゼー作曲「カルメン組曲」より「闘牛士」、ビートルズメドレー、そしてシュトラウス作曲「ラデツキー行進曲」でした。なおビートルズメドレーは平岡大会長の趣味が反映されているのではないかという噂でした。演奏者は本番前夜に約2時間の全体練習を行い、本番の前にも午後3時から全体練習を行うという力の入りようで、全体練習中には自身の発表や座長の時は一時抜けて、それぞれの役割が終わればまた練習に参加するというハードスケジュールをこなしていました。私がJASTROオケに参加するのは今回で2回目となりますが、先生方の変わらぬ音楽への情熱には未だに驚きを禁じ得ません。情報交換会本番では参加者の皆様に楽しんでいただけたのでないかと思っております。また、今回はオーケストラ単独の演奏だけではなく、京都大学の学生さんと会場の皆様の合唱と一緒にビートルズの「Let It Be」を演奏させていただきました。学生さんの合唱と一緒に練習したのは本番直前の1回だけと、こちらもタイトなスケジュールでしたが、何とか無事に演奏することができました。今回会場で聴いていただいた皆様、日頃から応援していただいている皆様、誠にありがとうございます。今後も精進していきたいと思っております。

 以上JASTRO(オケ)報告記でした。