入局挨拶:穴倉麻衣先生(群馬大学)
レジデント便り
2019年度より入局させていただきました、穴倉麻衣と申します。よろしくお願いいたします。
出身は富山県氷見市で、富山大学に入学しました。大学4年目のときに、中野先生をはじめ、放射線治療でご高名な先生方の講演を拝聴する機会に恵まれ、放射線治療に興味を持ちました。元より、主にがん治療に携わりたいと思っていたこともあり、全身のがんを対象として、根治から緩和まで幅広く関わることができる放射線治療は、とても魅力的でした。また、この十数年間の照射技術の進歩には目覚しいものがあり、治療成績の向上に対する大きな期待と将来性を感じたことも、放射線治療医を志したきっかけでした。
群馬大学放射線科は臨床、研究ともに実績があり、多くの教育熱心な先生方の存在や、重粒子線治療への興味もあって、ぜひ入局させていただきたいと思いました。 また、入局と同時に社会人大学院に入学し、尾池先生のご指導の下、物理士の方々にもご協力いただきながら、研究を行っています。取り組んだ研究の結果が、将来的に多くの患者さんに貢献できる可能性を思うと、より一層のやりがいを感じます。
至らないところは多々ございますが、日々貢献できるよう精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。