初期研修ローテーション感想:田村 翠先生
初期臨床研修で放射線治療科をローテーションした田村 翠先生より、研修の感想を頂きました!(田村先生は2023年4月から放射線治療科の専攻医になっております。 )
群馬大学医学部附属病院 初期臨床研修医2年目 田村 翠
群馬大学医学部附属病院 初期研修医2年目の田村 翠と申します。私はもともと学生時代から当院放射線治療科への入局は決めており、1年目の3月に婦人科や脳神経などの腫瘍を担当する青(B)チーム、2年目の2~3月には肝胆膵、乳腺、骨軟部などの腫瘍を担当する赤(C)チームをローテートさせていただきました。
放射線治療科での研修を通じて感じたのは、初期研修の身でありながらチームの一員として、病棟診療のみならず外来診療、治療計画、カンファレンスなどの業務に主体的に携われたということです。また教育体制も充実しており、放射線治療に関する基礎知識や考え方を系統的にご指導いただきました。学生さんと関わる機会も多く、全体を通して大変充実した研修ができ勉強になりました。
放射線は腫瘍診療において手術、化学療法と並ぶ3本柱の1つです。そして群大放射線治療科には、若手のうちから活躍できる土壌があります。放射線治療は専門性が高い部分も多く、はじめのうちは慣れるのが大変な面もありますが、経験を積むうちに初診から治療計画・治療、フォローアップまで一貫して診ることができるようになります。私自身も4月から専攻医となること、社会人大学院に入学することに正直不安はありますが、科の正式なメンバーとして迎えていただけることは楽しみですしやりがいも感じています。先生方、スタッフの皆様、改めましてどうぞ宜しくお願いいたします。
このコラムを目にしてくださった学生さんや研修医の先生に、少しでも腫瘍診療に興味を持って当科に足を運んでいただければ幸いです。見学お待ちしております!