初期研修ローテーション感想:小澤 俊貴先生
レジデント便り
初期臨床研修で放射線治療科をローテーションした小澤俊貴先生より、研修の感想を頂きました!(小澤先生は2023年4月から放射線治療科の専攻医になっております。 )
利根中央病院 初期臨床研修医2年目 小澤 俊貴
利根中央病院 初期研修医2年目の小澤俊貴と申します。私は1ヶ月間放射線治療科で研修をさせていただきました。もともと腫瘍学に興味があり、研修先の先輩に声をかけていただいたことが放射線治療科での研修を決めたきっかけでした。
研修では青チーム(婦人科・脳腫瘍・食道)に配属させていただきました。 主に私は病棟管理、腔内照射の見学や補助、カンファレンスでのプレゼンなどの業務を行い、慣れてくれば外来診療や治療計画にも参加させていただいておりました。特に治療計画はマンツーマンで指導していただくことができたため、放射線治療の基本原理や考え方を学ぶことができて非常に勉強になりました。また、教育熱心な先生が多く、様々な疑問や質問を聞きやすい雰囲気があったため、非常に過ごしやすい研修でした。聞き慣れない単語や治療計画機の操作など、分からないことだらけでしたが、その都度丁寧に指導していただけたので、非常にありがたかったです。
また、私がローテートしていた時期には、チームリーダーの先生がモンゴルで腔内照射の指導を行っており、リアルタイムでの中継で実際の腔内照射の様子をレクチャーしていました。日本だけでなく、世界をリードする教室であることを目の当たりにして実感することができました。 1ヶ月という短い間でありましたが、充実した研修をすることができました。この場を借りて御礼を申し上げます。お世話になりました。